〜特集:「厨房機器業界の板金調達」〜
家庭業務機器用ステンレス鋼板受注は減少 ![]() 中食産業が需要をリード その一方で「中食産業」が2000年以降に急激に市場を拡大するようになっている事で食の分野でも構造変化が起こってきている。女性の社会進出やシングル世帯の増加などにより、特に都市部では外食への依存度は年々上昇している。その結果、惣菜・弁当などの「中食産業」が成長しており、この市場では積極的な設備投資が行われている。食産業は、核家族化、個食化、家庭での料理の簡便化などから、また、外食ほど経費がかからないこともあり、年々市場規模を拡大、平成15年には推定で約6兆1千億円と、外食産業の4分の1の規模にまで達している。ちなみに外食産業全体で25兆円以上の販売額となっている。その内訳としては、食堂・レストランなどの飲食店等が16兆円、特定給食は3兆7千億円。その中には、事業所給食(弁当給食を含む)が2兆円、病院が1兆円、学校と保育所で7千億円。また、居酒屋などの料飲主体では5兆4千億円、料理品小売業(3分の1程度はコンビニ)が5兆9千円となっている。業界ではこうした食の構造変化に伴って ... つづきは本誌2007年6月号でご購読下さい。 |