〜SHEET NOW〜
ものづくりメカトロ研究所開設 ![]() 海外進出のきっかけ 「試作のグローバル化といってもきっかけは、お得意さんから「海外で優れた金型を造る会社がないから進出したらどうだ」と進言されて。現在、韓国と中国に工場があり、韓国は10 年以上経過して落ち着いています。中国は日本から当社のような企業が集って出て日系企業を中心に仕事は堅調に推移しています。中国には6 人ほどのエンジニアを派遣、現地採用の従業員は300 名の規模になりました。日本では30 〜50 人で「モノづくり」をしていますが、中国では1,000 〜 2,000 人規模の会社はザラで当社は小さい方です。1,000 〜 2,000 人の会社は量産工場で、開発・試作という仕事は、まだ日本国内の方が有利です。日本の物価と人件費が仮に20%低く抑えられれば、わざわざ中国で作らなくても国内で量産すれば勝負できると思います。中国に進出するときには他の経費も掛かるので日系企業は30 〜 50%のコスト削減を考えて進出している。それでも現地の従業員教育や輸送等のリスクを考えれば日本国内で20%のコスト削減が可能ならば量産分野でも十分、中国に対抗できます」。 国内と海外生産に区分する判断 ![]() つづきは本誌2007年5月号でご購読下さい。 |