業界動向
“利益なき成長”を懸念 ― “中身”が問われる局面に
「中小企業の稼ぐ力」を調査 ― 赤字企業率が上昇
東京商工リサーチは、エリア別「中小企業の稼ぐ力」の調査結果を発表した。2024年10月期~2025年9月期を最新期として抽出し、「売上高」「純利益」「利益率」を算出した。
この調査によると、中小企業の全国平均の水準は、売上高10億8,892万円、純利益3,770万円で利益率は3.46%だった。コロナ禍直前期~初頭の「5期前」(2019年10月期~2020年9月期)と比較すると、売上成長率が14.4%増、利益率上昇幅は0.84ポイント増となった。その一方で赤字企業率は21.5%から23.8%に上昇しており、企業間の業績格差が拡大している。
成長の“量”ではなく“中身”が問われる局面
「製造業」の地区別業績(下図)を見ると、「関東」が平均売上高25億6,935万円、平均純利益1億18万円と全地区で最高水準だった。利益率は3.89%と最高で、5期前比の利益率上昇幅は1.84ポイントと突出した。
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