「溶接課題解決オンラインセミナー」開催
アマダが提案する「誰でも簡単」で「安全」な最新ファイバーレーザ溶接ソリューション
新型ハンディファイバーレーザ溶接機と専用協働ロボットを紹介
「溶接課題解決オンラインセミナー」を開催
アマダは8月27日、「溶接課題解決オンラインセミナー」を開催し、新型ハンディファイバーレーザ溶接機「FLW-1500MTS」と専用協働ロボット「CR-700W」を紹介した。
加工能力が大幅に向上した溶接機と協働ロボットによって、熟練者不足・担当者育成・人材確保といった溶接現場の課題をどのように解決できるか、溶接のベテランスタッフと経験の浅いスタッフが実演を交えながら説明した。
また、ファイバーレーザ溶接の特徴としてしばしば目にする「誰でも簡単」という謳い文句の妥当性や、ファイバーレーザ溶接の危険性と安全対策についても解説した。
新型ハンディファイバーレーザ溶接機「FLW-1500MTS」
FLW-1500MT/MTS専用協働ロボット「CR-700W」
高輝度発振器により溶接能力・溶接品質が向上
今回紹介した「FLW-1500MTS」(図)は、ハンディファイバーレーザ溶接機の最新モデル。定格出力1500W、ピーク出力2500Wの高輝度発振器を搭載し、従来機(FLW-1500MT)と比べ溶け込み深さが1.5倍向上した。開先なしで鉄・ステンレス・アルミの板厚6.0㎜まで貫通溶接が可能になり、高反射材である銅も板厚2.0㎜の共付け溶接に対応できる。
ファイバーレーザ溶接は従来のTIG溶接と比べて加工速度が3~5倍速く、材料に対する熱影響が少ないため、溶接後の仕上げ工数を大幅に削減できる。高輝度発振器を搭載したFLW-1500MTSは、エネルギー密度の向上により、従来機よりも低い出力(最大33%減)で同等の溶接能力を実現でき、「これまで以上に焼け・ひずみの少ない溶接が可能になる」(セミナー担当者)と説明した。
アルミの溶接品質も大幅に改善し、溶接表面やビード表面、ビード内部の品質が向上する。
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