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板金業界

アマダ、福島で新工場を稼働

アジア地域への自動化装置の供給拠点

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画像:アマダ、福島で新工場を稼働組立ライン。材料供給棚や加工した製品を取り出すロボットなどの自動化装置が組み立てられている

福島工場―自動化装置の生産工場が稼働開始

アマダは、2014年11月に福島県二本松市で板金加工用自動化装置をつくる新工場(以下、福島工場)の稼働を開始した。福島工場は、従来の松川工場(福島県福島市)から約4㎞、福島駅から車で約30分の場所にある工業団地内に建設された。

福島工場の生産品目は、板金加工の切断や穴あけ・曲げ加工に使われるパンチングマシン、レーザマシン、ベンディングマシンを自動化・省力化する自動化装置で、マシン本体への材料供給用の棚や加工した製品を取り出すロボットなど。

自動化装置は、マシン本体と異なり、ユーザーの要望や条件に合わせたカスタマイズが求められる場合が大半で、物件対応が求められる。そのため、高いエンジニアリング力が必要とされる。福島工場では、アマダ独自の生産管理システムとITシステム(PE-BOM)、徹底したモジュールロット生産による新工法などを導入しており、ユーザーごとのカスタマイズ対応を可能とするとともに、受注から納入されるまでのリードタイムを、これまでに比べ30%短縮した。

新工場の敷地面積は約3万1,200㎡で、工場の床面積は約1万2,800㎡。投資総額は38億円。約120名が従事している。

画像:アマダ、福島で新工場を稼働福島県二本松市に竣工したアマダ・福島工場

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