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前川製作所、次世代型フリーザー「CooLDo(コルド)」を開発

板金躯体からFRP 躯体へ置換し、デザイン性と高衛生性を実現

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画像:「FOOMA JAPAN 2013」で初公開した「CooLDo」のコンセプトモデル「FOOMA JAPAN 2013」で初公開した「CooLDo」のコンセプトモデル

産業用冷凍機で国内トップ

産業用冷凍機で国内トップの㈱前川製作所。冷凍運搬船に搭載する冷凍機については世界で80%以上のシェアを占めるなど、産業用冷凍機の分野では世界でも指折りの有力企業である。

同社の主要製品である冷凍機は、グローバル市場で「MYCOM(マイコム)」ブランドを展開。国内3カ所・海外6カ所に生産拠点をかまえ、海外86カ所に営業拠点をもち、高品質な製品だけでなく、メンテナンスまでパッケージ化して提供することにより、グローバル市場で高い評価を得ている。

2014年7月期の売上高はグループ連結で約1,000億円。今後は産業用冷凍・冷蔵装置、食品・食肉、エネルギー、ケミカル&サイエンスの4事業を推進し、創業100周年を迎える10年後の2024年に売上高2,000億円の達成を目標に掲げている。

重点分野のひとつとして位置づけている食品・食肉分野の戦略機種が、「FOOMA JAPAN」(国際食品工業展)に2013年、2014年と続けて出展した次世代型フリーザー「CooLDoコルド」。これまで食品工場に設置されるフリーザー(食品凍結装置)といえば、ステンレスのボックスタイプが一般的だったが、CooLDoはFRP 製の躯体を採用、高衛生性と機能美を追求したコンパクトでスタイリッシュな外観で注目を集めた。

同社のマザー工場である守谷工場を訪問し、川村邦明専務取締役、食品機械製造部門の宮西秀樹課長と平野裕久さんにCooLDoの開発経緯について話を聞いた。

画像:「CooLDo」のドッキング部「CooLDo」のドッキング部

つづきは本誌2014年10月号でご購読下さい。

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