Sheetmetal ましん＆そふと

着実に回復しつつある中部圏の工作機械市場

国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2013」（MECT 2013）が10月23日から26日までの4日間、ポートメッセなごやで開催された。主催は(株)ニュースダイジェスト社。22カ国・地域から464社・団体が出展し、このうち26.7％の124社・団体が初出展。期間中の来場者数は前回比12.9％増の9万3,741人となり、自動車や航空機産業を中心とした中部圏の製造業の復調ぶりを感じさせた。

(社)日本工作機械工業会（日工会）が発表した9 ～ 11月の工作機械受注額は2012年9月以来の1,000億円超えとなった。このうち内需が40％前後を占めており、国内企業の設備投資は着実に回復しつつある。開会式で、日工会の花木義麿会長（オークマ・代表取締役社長）は「日本のモノづくりは新たな展開をみせている。今回のMECTでは最新の技術、最新鋭の工作機械を紹介したい」と意気込んだ。