板金業界のグローバル化を考える

総合金網、パンチングメタルでグローバルニッチトップを目指す

創業120年、妥協を許さない技術―“We are Punchingman”

株式会社 奥谷金網製作所

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画像:神戸本社工場にあるショールームに展示された各種金網とパンチングメタル製品神戸本社工場にあるショールームに展示された各種金網とパンチングメタル製品

老舗の総合金網メーカー

1895年に奥谷儀三郎氏によって創業された奥谷金網製作所は、総合金網メーカーとして一般家庭、建築土木、造船および各プラント工事などといった重工業からエレクトロニクス、半導体製造装置などで使用される各種金網を幅広く提供している。

国内では神戸駅前の本社のほか、明石工場、堺工場、東京営業所、姫路営業所と、計5カ所の拠点を持っている。主力工場である明石工場は、オープンして50年の歴史を持つ神戸市内で最も歴史のある工業団地、神戸鉄工団地内に立地しており、主にパンチングメタル(打抜金網)を製造、全国の大手メーカーをはじめとする多くの顧客から品質、価格ともに高い評価を得ている。また、インターネットを通じての受注も多く、最終納入社数は数万社にのぼり、直接取引する顧客や販売代理店の数だけでも7,000~8,000社となっている。

神戸市を代表する老舗の金属加工業者である同社は、世界一を目指して技術力の向上を心がけ、社員が一丸となって努力している。2013年6月には米国・シカゴに、2014年7月にはドイツ・デュッセルドルフに事務所を開設し、グローバルニッチトップを目指してチャレンジしている。

同社の今を奥谷智彦専務に聞いた。

画像:東レグループの東レプラスチック精工㈱と共同開発したCFRTP(熱可塑性炭素繊維樹脂)をパンチングした製品を持つ奥谷智彦専務東レグループの東レプラスチック精工㈱と共同開発したCFRTP(熱可塑性炭素繊維樹脂)をパンチングした製品を持つ奥谷智彦専務

つづきは本誌2015年1月号でご購読下さい。

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