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「フードシステムソリューション2014」開催

集団給食市場で高まる省力化へのニーズ

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©フードシステムソリューション事務局©フードシステムソリューション事務局

学校および病院・介護食の集団給食設備・機器分野に特化した展示会「フードシステムソリューション2014」が9月17日から19日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。主催はフードシステムソリューション実行委員会。出展者は、同時開催された「フードセーフティジャパン2014」と「高齢者施設・住宅ビジネスEXPO 2014」を合わせ176社・団体。来場者は前回比5.8% 増の3万3,354人となった。

集団給食市場は微減も、高齢者施設給食の成長に期待

公益財団法人食の安全・安心財団によると、2013年の「集団給食」の市場規模は3兆3,131億円と、前年比で0.2%減少。うち「学校給食」は前年比0.5%減の4,880億円、「病院給食」は前年比0.2%減の8,189億円となった。

学校給食と病院給食の市場規模は、児童数の減少や病床数の減少などによって微減している。しかし、同展に出展した食品機械・厨房機器メーカー各社からは「毎年安定した需要が見込め、魅力的」「これから高齢化が進むため、高齢者施設給食をはじめ医療・福祉関連の市場には需要があると見込んでいる」など、集団給食設備・機器市場の発展を期待する声が聞かれた。

また「今年から来年にかけて、3.11東日本大震災で凍結されていた計画が動き出す。給食センター関連の仕事は、今年よりも来年の方が多くなるだろう」(タニコー)といった需要の増加要因に関するコメントも聞かれた。

画像:中西製作所が出展した給食センター向けの食器洗浄機中西製作所が出展した給食センター向けの食器洗浄機

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