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「第33回国際農業機械展 in 帯広」開催

来場者数は約20万人と大盛況/大型化に対応した板金需要に期待

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画像:ランボルギーニ(イタリア)製のトラクターランボルギーニ(イタリア)製のトラクター

農業を取り巻く環境の変化

7月10日から14日まで、北海道帯広市で「第33回国際農業機械展 in 帯広」が開催された。主催は、ホクレン農業協同組合連合会、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会。同展は帯広市で4年に1回開催されていたが、前回2010年は口蹄疫の流行で急遽順延、翌2011年は東日本大震災の影響で中止となったいきさつがある。

8年ぶりとなった今回は、過去最多の国内外119社・団体が出展、「次世代農業へ新たなる挑戦」をテーマに、約2,000点の最新機器が出品された。5日間の来場者総数は20万人を記録する大盛況となった。今回の展示会はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉への参加など、農業を取り巻く環境が大きく変わる中での開催となり、それだけに来場者の関心が高かったものと思われる。

7月10日の開会式はあいにくの雨模様となったが、開催委員会の有塚利宣会長(JA帯広かわにし組合長)は8年ぶりに開催できたことについて関係者らに謝辞を述べるとともに、「この展示会は農業機械メーカー同士が技術交流、情報交換をするとともに、生産現場や研究者などの意見を伝える重大な場。まさに農業機械の技術開発のオリンピックとも言える。ぜひ、日本農業の未来をみてほしい」と挨拶した。また、来賓として出席した高橋はるみ北海道知事は「技術革新が北海道の農業を支えていく」と祝辞を述べた。その後の開幕セレモニーでは、馬、トラクター、無人トラクターによる農業の発展の歴史を表現するパレードが行われた。

つづきは本誌2014年9月号でご購読下さい。

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