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「第18回 機械要素技術展」(M-Tech)開催

ファイバーレーザ溶接によるプロセス改革が進む

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画像:「第18回 機械要素技術展」(M-Tech)の会場/(C)リード エグジビション ジャパン「第18回 機械要素技術展」(M-Tech)の会場/(C)リード エグジビション ジャパン

機械要素・加工技術の専門展示会「第18回 機械要素技術展」(主催:リードエグジビションジャパン(株))が6月25日から27日まで東京ビッグサイトで開催された。同展は、軸受・ベアリング・ねじ・ばねなどの機械要素や、金属・樹脂の加工技術などを一堂に集めた専門展示会。「日本ものづくりワールド」を構成する展示会のひとつで、「設計・製造ソリューション展」「医療機器 開発・製造展」「3D&バーチャルリアリティ展」との同時開催となった。今回の出展者は前回比8.9%増の2,102 社・団体。会期中の来場者数は「日本ものづくりワールド」全体で前回比5.1%増の8万606人だった。

受注の変動が少ない業種の安定感が際立つ

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板金関連の企業は昨年に続き30社以上が出展した。出展企業からは「展示会最終日は来場者が特に多く、色々な分野の話が聞けて良かった」「消費増税による仕事量の減少などの影響はない」などの声が聞かれた。

その反面、4月以降の受注状況では業績の明暗が分かれ、2極化が進んでいる様子が見て取れた。好調だった企業の多くは、一般に安定業種とされている航空・宇宙、鉄道車両、医療機器、食品機械をはじめ、復興需要関連の建築・土木、昇降機、原発プラントといった業種の仕事を手がけていた。そうした企業からは「事前に計画されていた仕事量を受注できた」「景気の好不調や消費増税といった外部要因に関係なく、ほぼ例年どおりの仕事量」といった声が多勢を占めた。一方、電機関連、ハイテク関連(電子機器、半導体・FPD製造装置関連など)、券売機などの業種を主力とする企業は、一部を除き低調となっていた。そのため比較的、受注の変動が少ないとされる業種の安定感が際立つ格好となった。

つづきは本誌2014年9月号でご購読下さい。

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