Inside Report

好調業種といわれる昇降機業界の実情

ある経営者にみる時流の読み方と仕事の取り込み方

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国内昇降機市場の背景

2020年に開催される東京五輪へ向けて、首都圏では大規模開発が目白押しだ。さらに大手町などのビジネス街では、国土強靭化に対応して震災に強い街づくりが進められようとしている。国土強靭化に対応してビルなどの建物の耐震基準も強化され、全国では学校をはじめとした公共の建物で新耐震基準※1に対応する補強工事も始まっており、ビル建設に関連した産業では、しばらくは仕事量が絶えず、好況が見込まれている。

こうした中で、ビルの必需品である昇降機は、全国で約70万台が設置されているといわれている。2014年6月に閣議決定された国土強靭化基本計画では、想定されている大型地震や災害時の人命保護、重要機能の維持、被害の最小化をハードとソフトの両面で推進することが目標として設定された。

画像:ロープ式(機械式あり)エレベータ(左)とロープ式・機械室レスエレベータ(右)の構造図/提供元・日立ビルシステム(各部名称は編集部が追加)ロープ式(機械式あり)エレベータ(左)とロープ式・機械室レスエレベータ(右)の構造図/提供元・日立ビルシステム(各部名称は編集部が追加)

つづきは本誌2014年8月号でご購読下さい。

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