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「INTERMOLD 2014」

来場者数は5万人の大台突破ならず

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画像:アマダが出展したサーボプレスの前に集まる来場者アマダが出展したサーボプレスの前に集まる来場者

「INTERMOLD 2014 / 金型展2014」( 主催:一般社団法人日本金型工業会・テレビ大阪)ならびに「金属プレス加工技術展2014」(主催:一般社団法人日本金属プレス工業協会)が、4月16日から19日までの4日間にわたり、インテックス大阪で開催された。 同展は、最先端の金型加工と成形加工技術の専門見本市として、金型の設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程を網羅。日本の素形材産業分野の専門展として今回で25回目という節目の開催となった。 今回の出展者数は350社・団体で、小間総数は813.5小間となり、前回の大阪開催(2012年)の規模を上回った。来場者総数は4万6,459人と前回大阪開催の4万5,075人をわずかに上回ったが、主催者が見込んでいた5万人の大台突破はならなかった。

目立った改善が見られない素形材産業

デフレ脱却を目指す安部政権の成長戦略によって、マクロ経済には明るさが出てきている。しかし、地産地消・適地生産が進む製造業では、生産の海外移転が止まらない。日本からの製品輸出も下げ止まらず、貿易収支の赤字幅も拡大している。こうした中で金型・金属プレス業界は輸出産業である自動車・電機業界を主要な得意先にしているだけに業績は厳しい。

開会式で来賓を代表して挨拶をした一般社団法人日本金属プレス工業協会の小林暢比古会長は「金属プレス業界の生産額はリーマンショック前の9割程度まで回復してきたものの、業界全体として目立った改善は見られていない」と述べた。

つづきは本誌2014年6月号でご購読下さい。

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