Next Fiber with Punch

高生産・省エネ加工を実現するファイバーレーザ複合マシン

ファイバーレーザ複合マシン LC-2515C1AJ

工程統合型複合マシンにファイバーレーザテクノロジーを搭載

(株)アマダ ブランク第一開発部 平澤 泰介

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画像:ファイバーレーザ複合マシン「LC- 2515C1AJ」ファイバーレーザ複合マシン「LC- 2515C1AJ」

ファイバーレーザ複合マシン

アマダのパンチ・レーザ複合マシンは初代APELIOシリーズから始まり、EMLソリューションマシン、ACIES全自動型ソリューションマシンへと進化していきました。その中で2008年には、レーザを主体とした変種変量生産・短納期対応に応える工程統合レーザ複合マシンとしてLC-C1NTシリーズをリリースしました。ここでは、このLC-C1NTにファイバーレーザの新テクノロジーを与え、新たな複合加工領域へと進化する「ファイバーレーザ複合マシン」として開発した「LC-2515C1AJ」を紹介します。

自社製2kWファイバーレーザ発振器「AJ-2000」の搭載により、薄板領域での超高速レーザ加工を実現することが可能となり、ファイバーコンビネーションによる高効率加工、CO2レーザでは比較的加工が難しかった高反射材や難加工材の加工、5´×10´材対応による領域拡大、成形加工・タップ加工時の裏キズレス高品位複合加工を実現しています。また、複合マシンにおけるレーザ加工時のランニングコスト、パンチング加工時の騒音、金型段取りの増加による稼働率の低下を払拭し、複合加工のさらなる差別化を実現しました。

画像:クリーンカットの切断速度比較クリーンカットの切断速度比較

「LC-2515C1AJ」の4つのテクノロジー

LC-C1AJの4つのテクノロジーについて紹介します。

(1)高生産性・省エネ性――薄板領域での高速加工

(2)レーザY軸移動方式+テーブルキャビンの採用で安全性と作業性を両立

(3)ID金型システム対応による安定した金型コンディションの維持と工程集約

(4)トータルリードタイムの短縮――自動供給装置とTK(テイクアウトローダー)に対応

画像:安全性・操作性に優れたテーブルキャビン安全性・操作性に優れたテーブルキャビン

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