Event

「第14回 厨房設備機器展」開催

多様化するニーズに対応し、活路を目指す

LINEで送る
Pocket

画像:ホシザキ電機は自社製3機種(スチコン・ブラストチラー・真空包装機)を活用した「真空低温調理」を実演により提案ホシザキ電機は自社製3機種(スチコン・ブラストチラー・真空包装機)を活用した「真空低温調理」を実演により提案

厨房設備機器の専門展示会「第14回 厨房設備機器展」が2月18日から2月21日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。主催は(社)日本厨房工業会と(社)日本能率協会。同展はホテル・飲食業向けの合同展示会「HCJ 2014」を構成する3つの展示会の1つ。期間中の来場者総数は「HCJ 2014」全体で5万1,468人(前回比1.2%減)となった。

ただの「涼厨」では訴求できず、ニッチ分野へ

会場では「3月中の消費増税前の駆け込み需要もあって忙しい。4月以降はその反動もあって例年以上に落ち込むことを懸念している」との声が聞かれた。その反面、「人手不足・資材不足で建物の工期に遅れが発生し、4月以降の納品にずれ込むケースが増えている。全体的に設備投資には前向き。レストランの単価も上昇基調で、おいしいものにはお金を払う傾向が目立ってきている」と、消費増税の影響は少ないという声も聞かれた。

加熱調理器の分野では数年にわたって、空気断熱と集中排気により輻射熱をカットし、厨房の作業環境を改善する「涼厨」仕様の製品がトレンドとなっていた。しかし「今ではほぼ行き渡り、他社との差別化につながらない」として、出展各社は「涼厨」のPRを控えめにする傾向が目立っていた。

つづきは本誌2014年4月号でご購読下さい。

LINEで送る
Pocket

タグ

  • タグはまだ登録されていません。

関連記事

  • 関連記事はありません。

Event記事一覧はこちらから