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「2009国際医用画像総合展(ITEM2009)」開催
放射線治療、マンモグラフィ、IT化に注目




「FC EXPO 2009」の入場受付「FC EXPO 2009」の入場受付
  「ITEM2009(国際医用画像総合展)」が4月17日(金)か ら19日(日)までの3日間、パシフィコ横浜で開催された。 同展は有限責任中間法人日本ラジオロジー協会(JRC)が 主催し、(社)日本画像医療システム工業会(JIRA)が運営す る、最新の医用画像機器および周辺機器の総合学術展示 会。今回の出展社数は140社、期間中の来場者数は合 計19,074人(前年比11.1%減)となった。来場者の構成 は、全体の30%に相当する5,794人(前年比24.7%減) が(社)日本医学放射線学会(JRS)、(社)日本放射線技術学会 (JSRT)、日本医学物理学会(JSMP)の会員・学生会員・非 会員関係者で、27%に相当する5,207人(同3.4%減)が 医師・技師・医療関係者・教育関係者、その他は医用画像 機器および周辺機器の開発者・技術者などとなっている。

来場者数にも反映されている通り、景気後退の影響か ら医用機器業界でも設備投資に対する慎重な姿勢が顕著 となっている。シーメンス旭メディテック梶A潟tィリッ プスエレクトロニクスジャパン、GE横河メディカルシス テム鰍ニいった外資系の大手医用機器メーカーはCT(コ ンピュータ断層撮影)やMRI (核磁気共鳴イメージング) の新製品を出展し、アメリカ市場の縮小から日本市場で の展開に注力する傾向。その一方、東芝メディカルシス テムズ梶Aコニカミノルタヘルスケア梶A富士フィルムメ ディカル梶A鞄立メディコ、島津製作所・島津メディカ ルシステムズ鰍ニいった国内メーカーは自社製品による...

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