VPNを通じて加工データを呼び出す
同社は1997年に板金ネットワークシステムのサーバーであるASIS100PCL(SDD:Sheetmetal Digital on Demand)を導入、工場内のネットワーク化を実現した。1999年には2次元CAD/CAMAP100、2006年には3次元ソリッド板金CADSheetWorksを導入した。
取引のある得意先は20社前後。そのうち電源関連機器、通信機器、業務用光学機器などを取り扱う主要2社で売上の80%近くを占める。主要2社のうちの1社は2次元のDXFデータをメールで送付してくるので、AP100で曲げ線入りの展開図、立体姿図を作成、展開図検証を実行して、作成した展開図と立体姿図のデータをSDDに記録する。
もう1社の得意先はいち早くSolidWorksによる3次元CADの運用に切り替えたため、受けCADとしてSheetWorksを導入した。発注元は...