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「エコプロダクツ2008」開催
新エネルギー市場の爆発的成長に期待



盛況を見せる「エコプロダクツ2008」入口盛況を見せる「エコプロダクツ2008」入口
 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」が、2008年12月11日?から12月13日?までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。今回の出展者数は758社・団体(前回比19.9%増)、出展規模は1,796小間(同27.8%増)、来場者数は173,917人(同5.5%増)となり、環境問題への関心の高さ、環境関連市場への期待の大きさがうかがえた。今回は「3R(※1)」の中でも特に「Reduce(廃棄物の発生抑制)」に重点が置かれ、省エネ・低炭素化製品の展示が大半を占めた。ホンダのハイブリッド自動車「インサイト・コンセプト」やCO2排出量を極力低減したトヨタの「iQ」といった低公害車、家電メーカーの省エネ家電、自動車の代替としての鉄道輸送や電動アシスト付き自転車、強度を上げて軽量化・薄肉化により省資源化を実現する強化樹脂などの新素材が注目を集めた。また、オムロンや富士通は、企業向けの排出エネルギー管理システムなどのITを活用した環境製品の展示を行った。省エネ・低炭素化に次いで注目を集めたのが新エネルギー。シャープ、京セラ、三菱電機、三洋電機などが...

世界の再生可能エネルギー関連への投資額世界の再生可能エネルギー関連への投資額
(※1) 3R(スリーアール)
経済産業省が推進する環境と経済が両立した循環型社会を形成していくためのキーワード。Reduce(廃棄物の発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)。

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