〜特集「構造変化に対応する板金業界」〜
創業は大正12年 阿部 修社長
同社のルーツは現在の阿部 修社長(3代目)の祖父が大正12年に「鍛治修」という屋号で農具の鍛冶屋を創業したところまで遡る。現在では、三重県伊勢市にある工作機械メーカーと木工加工機械メーカー2社から発注される板金機械カバーの製作を中心に、制御盤などの筐体板金からレーザマシンを使ったジョブショップ的な仕事まで幅広く受注している。同社が板金工場として大きく飛躍したのは、平成2年にパンチングマシンPEGA-357をライン仕様で導入してからのこと。「親父(2代目社長)が突然パンチングマシンを導入すると言ってライン仕様で導入したので私もびっくりしました。当初こそ“所帯に合わない”と思いましたが、このラインを入れたことが発展の端緒になり、やはり設備力を備えているところに仕事が出てくるということを痛感しました」と阿部 修社長は語る。 モノコックカバーへの対応 AC-255NTによりブランク加工を行う つづきは本誌2009年2月号でご購読下さい。 |