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早期工学人材育成事業 全国研修会
「工学っておもしろい! 中高生で学べること」開催



技術者数と就業者に占める技術者の割合の推移技術者数と就業者に占める技術者の割合の推移
 11月23日(日)、経済産業省が主催するセミナー「工学っておもしろい! 中高生で学べること」が日本科学未来館(東京都台東区)で開催された。「早期工学人材育成事業」の一環である同セミナーには、小学生、理工学系の高校生・大学生、保護者、高校・大学の教職員、現役の技術者、企業の人事・総務担当者など150名以上が参加した。

セミナーの様子セミナーの様子
 冒頭の「問題提起」では、経済産業省大学連携推進課の二タ村 森産業技術人材企画調整官が、(1)文系・理系の垣根を取り払った小学校段階からの理科教育、(2)産学連携、(3)女性技術者の育成の3項目を推進するとともに、社会全体が産業技術の大切さと技術者が果たす社会的役割を認知することが人材育成には不可欠だと訴えた。「トークセッション」では第一線で活躍する若手技術者3名が仕事と生活の両面について語り、「パネルディスカッション」では地域産業界を巻き込んだ中等教育段階からの工学人材育成の取り組みについて具体的な事例を報告、活発な議論が展開された。...

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