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Industrie 4.0

「ハノーバー・メッセ2015」にみるIndustrie 4.0の動向

自動化生産システムと設備のモジュール化に関心が集まる

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画像:「ハノーバー・メッセ2015」にみるIndustrie 4.0の動向「ハノーバー・メッセ2015」会場/©Deutsche Messe

デファクトスタンダード確立へ向け、総力を挙げるドイツ

ドイツが産官学連携で実現を目指す「Industrie 4.0」に関心が集まる中、4月13日から17日までドイツ・ハノーバー見本市会場で世界最大級の産業見本市「ハノーバー・メッセ2015」(Hannover Messe 2015)が開催された。総来場者数22万人のうち、ドイツ国外からの来場者が過去最多の7万人となるなど、世界的に高い注目を集め、日本のメディアもその様子を大きく伝えている。

今回のハノーバー・メッセでは、ドイツ国内の研究機関・業界団体・メーカーが中心となってIndustrie 4.0に関連した製品、ソフトウエア、サービス、ソリューションなどを出展。これまで概念先行で報じられてきたIndustrie 4.0が、より具体的なかたちを表した格好だ。

各所で報じられている内容を総合すると、今回のハノーバー・メッセで特に注目されるIndustrie 4.0関連のポイントとしては、①個別ニーズへの対応と大量生産の体制を融合した「マスカスタマイゼーション」(個別大量生産)の実現を目指す「自動化生産システム」、②「生産設備のモジュール化」―の2つが挙げられる。

つづきは本誌2015年6月号でご購読下さい。

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