〜Event〜

「FOOMA JAPAN 2013 国際食品工業展」開催
「食の安全・安心」に対応する衛生設計へのニーズが厳しく



過去最大規模で開催
関東混合機工業は、国産初のパン生地用スパイラルミキサーを出展。同社は10年ほど前からEHEDGの衛生設計基準を採用し、食品工場の事業者から高い評価を受けている関東混合機工業は、国産初のパン生地用スパイラルミキサーを出展。同社は10年ほど前からEHEDGの衛生設計基準を採用し、食品工場の事業者から高い評価を受けている
アジア最大級の食品機械の総合展示会「FOOMA JAPAN 2013」(主催:(社)日本食品機械工業会)が6月11日から14日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。原料処理から製造・検査・包装・物流に至るまで、食品製造プロセスを構成する様々な分野から、725社(前回比57社増)が出展した。会期中の来場者は前回比1.0%減の9万4,087人。このうち海外からの来場者は2,415人だった。

PBベンダー、食品工場の大型化で好調
少子高齢化やデフレの影響を受け、食品機械業界の出荷額(国内生産分)は2004年頃をピークに減少傾向にある。しかし会場で話を聞いた出展者は「東日本大震災の影響で凍結していた設備投資計画が、2012年に入ってから再始動したことなどで増加傾向に反転しつつある」と口をそろえた。特に、(1)コンビニ・スーパー向けプライベートブランド(PB)製品の製造・供給を行う「PB ベンダー」の設備投資が旺盛なこと、(2)食品工場の統合・大型化が進んでいること――の2点が具体的な好調要因として挙げられていた。...

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