〜Event〜

「第17回 機械要素技術展」(M-Tech)開催
50社ちかくの板金関連企業が出展



機械要素・加工技術の専門展示会「第17回 機械要素技術展」(主催:リードエグジビションジャパン(株))が6月19日から21日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。同展は、軸受・ベアリング・ねじ・ばねなどの機械要素や、金属・樹脂の加工技術などを一堂に集めた専門展示会。「日本ものづくりワールド」を構成する展示会のひとつで、「設計・製造ソリューション展」「医療機器 開発・製造展」「3D&バーチャルリアリティ展」との同時開催となる。今回の出展者は前回比5.8%増の1,930社・団体。会期中の来場者は「日本ものづくりワールド」全体で前回比2.2%増の7万6,701人だった。
50社ちかくの板金関連企業が出展
(株)インスメタル(千葉県)のブースは、ウォータージェットマシンやファイバーレーザマシンFOL-AJなどの加工サンプルを展示し、ひときわ活況だった。(株)インスメタル(千葉県)のブースは、ウォータージェットマシンやファイバーレーザマシンFOL-AJなどの加工サンプルを展示し、ひときわ活況だった。
板金関連の企業は40社以上が出展。同時開催展への出展企業も含めると「日本ものづくりワールド」全体で板金関連の出展企業は少なくとも48社にのぼった。
特に活況だったのは、初出展のレーザジョブショップ、(株)インスメタル(千葉県)。今回から機械要素技術展内に「接合・溶接・切断フェア」が新設されたことで、出展を決めた。ブースの飾りや什器のほとんどを自社設備で加工して組み立てた。ウォータージェットマシンや、ファイバーレーザマシンFOL-AJ、CO2レーザマシンLC-F1NT、YAGレーザ溶接機などによる加工技術をPRし、図面預かりによるテスト加工依頼や見積り依頼などの引合いにつなげていた。
福井啓二専務は「具体的な商談はもちろんだが、展示会へ向けた什器やデコレーション、サンプルの製作が、設計・デザインに力を入れるきっかけになってほしい。ゆくゆくは自社製品の開発にもつなげたい」と語っていた。...

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