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板金業界
「三松 Power Innovation Project 2012-2013 SMASH」開催



シミュレーションによるモノづくり革新
2月7日に東京・秋葉原で開催されたセミナーの様子2月7日に東京・秋葉原で開催されたセミナーの様子
小ロット製造代行サービスの(株)三松(代表取締役社長・田名部徹朗氏、福岡県筑紫野市岡田3-10-9、TEL:092-926-4711、http://www.sanmatsu.com/)が「3D機械モデルシミュレーションソフト『SMASH』」を開発、外販を始める。
同社は2006年、3次元CADを活用したオフラインプログラミングシステムを援用する川崎重工業製のTIG溶接ロボットを導入。それをきっかけに社内の3次元CADを活用した「3D機械モデルシミュレーションソフト」の開発に取り組むようになった。
2009年、経済産業省の「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」の対象として「SMASH」が選定されたのを機に、2010年から本格的に外販を開始するようになった。外販にあたっては、ロボット制御両社合意で完全子会社化へアマダ(社長・岡本満夫氏)は2月12日、ミヤチテクノス(社長・小宮山邦彦氏)に対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。ミヤチテクノスは同日、TOBに賛同の意向を表明。に使われるシーケンサやモーションコントローラを開発・製造する三菱電機、3次元CADのトップメーカーSolidWorks、産業用ロボットメーカーである川崎重工業などとパートナーシップを強化、同社エンジニアリング部が中心となって販売を強化していった。

「SMASH」の販売キャンペーンを名古屋・東京・大阪で開催
川崎重工業の高速ピッキングロボット「picKstar」を搭載し、「SMASH」でシミュレーションされ、三松がシステムアップしたピッキングラインの実機デモ川崎重工業の高速ピッキングロボット「picKstar」を搭載し、「SMASH」でシミュレーションされ、三松がシステムアップしたピッキングラインの実機デモ
昨年11月からは、パートナー3社も協賛して「シミュレーションによるモノづくり革新」をキャッチフレーズに「SMASH」の販売キャンペーン、「PowerInnovationProject2012-2013SMASH」をスタートした。
2月7日には東京・秋葉原、秋葉原UDXギャラリーネクストでセミナーと実機デモを行った。セミナーには40名の聴講者が参加。協賛3社の担当者からは、SolidWorksを活用したソリューアマダはミヤチテクノスの株式の100%取得による完全子会社化を目指す。シナジー効果で売上拡大を目指す微細加工・溶接領域を得意とするミヤチテクノスは、抵抗溶接と出力1kWション、シーケンサ、モーションコントローラやロボットコントローラの最新動向、パラレルリンク機構を採用した高速ピッキングロボットと「SMASH」を組み合わせた導入事例などの講演が行われた。
講演の休憩時間には、会場に設置された協賛メーカーのブース紹介のほか、川崎重工業の高速ピッキングロボット「pピクスターicKstar」を搭載し、「SMASH」でシミュレーションされ、三松がシステムアップしたピッキングラインの実機デモも行われた。...

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