〜工作機械カバーの新しいモノづくり提案〜
複合加工旋盤「S-10」のデザインカバーの3次元モデル
昨年11月1日から6日まで東京ビッグサイトで「第26回日本国際工作機械見本市」(JIMTOF2012)が開催された。リーマンショック以後、工作機械の受注金額は順調に回復傾向にある。同時に差別化のためのデザイン・機能・コストへのニーズもますます高まっている。アマダはこれらのニーズの中から、特にコストダウンに着目し、工作機械カバー製造に最適なパンチ・レーザ複合マシンによる新しいモノづくりを、実加工サンプルを使って自社ブース内にて提案を行い、好評を博した。その内容を抜粋して紹介する。 JIMTOF で行った工作機械カバーのモノづくり提案 M4〜M6のウエルドナットをBKバーリングへ変更。溶接工程削減、取り付けミス防止、ウエルドナット干渉回避を実現
アマダは「JIMTOF2012」で、自社製の複合加工旋盤「S-10」のデザインカバーを題材に、様々な加工技術・ノウハウをベースにした新しいモノづくり提案を行いました。最新鋭のパンチ・レーザ複合マシンACIESで加工された展示サンプルには高度な加工技術が表現されています。これにより工程の削減や集約を実現し、モノづくりの現場において高効率化を促進し、生産リードタイムを短縮させることが可能となります。 JIMTOFの開催期間中、新しいモノづくり提案コーナーには、工作機械メーカーの設計や製造に関係した方々をはじめ、各種メーカーの設計者が数多く訪れ、加工サンプルを長い時間ご覧になる場面が見受けられました。加工サンプルをご説明する際にお聞きした、様々な現状の課題の代表的なご意見としては、... つづきは本誌2013年2月号でご購読下さい。 |