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建設機械
2012年度の建機需要予測、ピークに迫る勢いで回復



グラフ1　建設機械の本体出荷金額の推移（年度）／日本建設機械工業会　※2011・2012年度は予測グラフ1　建設機械の本体出荷金額の推移（年度）／日本建設機械工業会　※2011・2012年度は予測
（社）日本建設機械工業会（以下、建機工）はこのほど、2011〜12年度の需要予測の改定版を発表した（グラフ1）。調査対象は建機工が所管する日本国内の生産分のみで、海外生産分は含まれていない。

2011年度は2007年度以来の出荷金額2兆円台を回復
発表によると、2011年度の国内生産分の出荷金額は、前年比19%増の2兆339億円となり、2007年度以来の2兆円台を達成する見通し。
このうち国内向けは前年比29%増の5,443億円。下期は、東日本大震災の復旧・復興に起因するリース・レンタル向けなどの需要が好調で、油圧ショベルの前年同期比50%増をはじめ9機種が増加。下期計は前年同期比30%増の3,082億円と大幅に増加する見通し。
海外向けは前年比15%増の1兆4,897億円。下期は、中国向けが金融引締めの影響もあり、引き続き減速。アジアを中心とした新興国および資源開発国向けの需要と北米の需要が堅調で、建設用クレーンの前年同期比32%増をはじめ8機種が増加。下期計は前年同期比13%増の7,839億円と見込んでいる。...

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