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業界動向
アマダの切削・工作機械事業拠点、土岐事業所がオープン



「屋台ブース生産方式」で工作機械などの製造・組立を行う製造工場内部「屋台ブース生産方式」で工作機械などの製造・組立を行う製造工場内部
(株)アマダは、岐阜県土岐市に建設していた土岐事業所を昨年11月25日から稼働させた。新事業所は、子会社である(株)アマダマシンツールの商品群を製造する拠点工場。工作機械と切削機械の製造を中心に、開発センター機能、販売サービス機能を併せ持つ事業拠点となる。製造面では、年間2,400台の生産能力を持ち、最新生産管理システムの導入による効率化、温度管理、振動対策などを施し品質管理にも配慮した工場であり、マシンの高効率な製造を可能にする。
また、テクニカルセンター(TC)を併設し、ユーザーの加工ニーズに幅広く対応するほか、Q,C,Dのすぐれたソリューションを世界へ発信する情報基地としての役割も兼ねている。

国内で4番目の事業所となる土岐事業所
同事業所の敷地面積は15万6,657m2で、ここに工場棟、TC棟、エネルギー棟などを建設、延べ床面積は合わせて3万9,925m2。事業所の従業員は450名、総投資額は150億円。同工場は、工作機械工場(愛知県小牧市)と切削工場(福井県坂井市)の老朽化に加え、工作・切削機械の需要拡大にともなう増産に対応して着工された。土岐事業所は同社の伊勢原事業所(神奈川県伊勢原市)、富士宮事業所(静岡県富士宮市)、小野工場(兵庫県小野市)に次ぐ4番目の事業所となり、工作・切削機械の生産拠点となる。...

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