〜SpotLight〜
金型プレス加工に特化し差別化を図る 橋本文秀 代表取締役社長
2001年、新社屋(事務所、金型自動倉庫棟)を増築。2003年からは、自動車部品用にアルミMIG溶接をはじめる。 創業当初よりプレス加工・板金加工を主体に完成品までの一貫生産体制を採っており、長年培ってきた板金加工技術のノウハウを活かし、多品種少量生産に対応している。 加工マシンから社屋の屋根までを対象とした節電対策 今夏は電力供給不足のおそれから、法人・家庭は節電の必要を迫られている。東京電力・東北電力管内で契約電力が500kW以上の大口需要家は、電気事業法第27条に基づき、昨年の同時期における最大使用電力を基準に、15%の削減を求められている。 節電に高い意識を持っている同社は、以前から様々な取り組みを行っている。以下に、その事例を紹介する。 1.レーザマシンのムダな消費電力をカット タイマーを取り付けレーザマシンの稼働終了後、翌日まで停止させ節電を図る
レーザマシンは、稼働せずに電源を入れている状態で、平均3.25kWhを消費している。1カ月を720時間(24時間×30日)と置き換え、マシンが稼働していない時間を約400時間(同社4月実績)とすると、1,300kWがムダになっていることが分かる。そのためタイマーを取り付け、レーザマシンの稼働終了後、翌朝まで電源が切れるよう設定している。...つづきは本誌2011年9月号でご購読下さい。 |