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FOOMA JAPAN
「省エネ・省 CO2」を意識した設備と食品工場の提案



(株)サタケの各種光選別機(株)サタケの各種光選別機
(社)日本食品機械工業会は6月7日から10日までの4日間、東京ビッグサイトを会場に総合トレードショーFOOMA JAPAN 2011を開催した。34回目を迎える今回は「つくります! おいしい未来」をテーマに645社・2,783小間が出展。事前登録者1万8,826人に対し4日間の来場者は8万9,813人となって景気が冷え込んでいるとは言え、関心の高さを示した。
今回は食品機械・装置の展示のみならず様々な講演会・セミナーが盛況、食の安全・安心、地産地消などへの関心の高さからか、どの回もほぼ満席だった。また、会期中は東日本大震災による電力不足を考慮して閉館時間を1時間早めたり会場内の照明や動力を必要最低限にするなど、さまざまな節電対策を実施。特別企画では「食品工場の省エネソリューション」をテーマに出展各社の工場やオフィスで今からでも間に合う節電・省エネ策などをパネルで展示していた。

食品工場の省エネソリューション
工場のシステムを給排水、冷蔵・冷凍、空調・給排気、照明、圧縮空気、事務所の6項目にまとめ、どの工程の何を変えると1kWの節電になるか、具体的なチェックポイントにしてすぐに実行できる節電方法を表示した。これに連動して省エネ・省CO2製品を出展した企業には食品工場の「省エネソリューションステッカー」を該当製品に貼ってもらうことで来場者の意識と関心を高めようとしていた。...

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