〜TOPICS〜



中国動向
第12次5ヵ年計画で益々成長する中国の鉄道産業
鉄道の新規開通路線は2012年がピーク、地下鉄は年平均25%増



中国の高速鉄道車両中国の高速鉄道車両
中国の「第12次5カ年計画」で高速鉄道建設投資は2011年がピーク。以後も高水準で推移するとみられる。高速鉄道建設のピークが過ぎた後も、向こう10年は年平均25%増の勢いで地下鉄の新線が建設される。
中国では、すでに「中長期鉄道網計画」が策定され、質・運送能力と設備水準を高めることによって、国民経済と社会発展の需要に対応するとしている。また、技術設備は国際先進水準に達する、または近づけるとしている。

鉄道の新規開通路線は2012年にピークに
中国・鉄道部の計画によると、高速鉄道を含む中国の鉄道の新規開通路線は2012年にピークに達する。「中長期鉄道網計画」によると、2012年までに中国国内の鉄道の全長は11万kmを超え、「四縦四横」という8本の高速鉄道の開通により、環渤海かんぼっかいや、珠江しゅこうデルタ・長江ちょうこうデルタ地帯などの経済が発達している地域では、高速列車の運行でさらなる発展が期待されている。...

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