〜Event〜
ミヤチテクノスは出力1kWのファイバーレーザ発振器「ML-6810A」によるアルミ・銅などの溶接の実演を行った
レーザ加工機器・技術の専門展示会、第4回「レーザー加工技術展」(主催:リードエグジビションジャパン(株))が4月13日から15日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。同展は、日本最大の光・レーザの総合技術展、第1回「 各分野へと適用範囲を拡げるファイバーレーザ IPGフォトニクスジャパンは平均出力600W、最大出力6kWのファイバーレーザ発振器を出展した
同展で最も注目を集めたのは、次世代レーザとして期待されるファイバーレーザ。ファイバーレーザは、エネルギー密度の高い優れたビーム品質が得られることから、自動車の溶接・組立ライン、精密板金加工(切断・溶接)、微細加工、マーキングといった各分野へと適用範囲を拡げている。発振器としては、IPGフォトニクスジャパン、トルンプ、ロフィン・バーゼルジャパンなどの海外系メーカーのほか、ミヤチテクノス、古河電機工業といった国内メーカーが出展。発振器を搭載した加工マシンとしては、澁谷工業が出力1kWのカッティングマシンを、ミヤチテクノスが同じく1kWの溶接機を参考出品し、加工実演を行った。 各社とも「ファイバーレーザの適用範囲は広範で、今後は各分野に普及が進み、成長が期待される」という見解で一致していた。... つづきは本誌2011年6月号でご購読下さい。 |