〜Event〜

「DIGITAL INNOVATION EXPO MAY 2011」開催
エコ化・自動化・加工領域の拡大に対応する 最新ソリューションに注目



ブランク加工・工程統合マシンによるパンチング・成形・タッピング・レーザなど複合加工の製品サンプルブランク加工・工程統合マシンによるパンチング・成形・タッピング・レーザなど複合加工の製品サンプル
(株)アマダは5月19日から9月10日までの4カ月間(8月は休館)の毎週金・土曜日、アマダ・ソリューションセンター(神奈川県伊勢原市)で「DIGITAL INNOVATION EXPO MAY 2011」を開催する。同展はメインテーマとして「究極にエコ化・自動化されたNewパラダイムのご提案」を掲げ、
① 究極の変種変動生産に対応する自動化提案
② 新しい市場を創造する加工領域の拡大提案
③ 市場を拡大する新興市場向けの合理化提案
という3つのテーマで、板金業界で起きているパラダイムシフトに対し、エコ化・自動化の両面で対応できる最新ソリューションを展示する。
会場では、「新自動化ZONE」「新事業拡大ZONE」「商品ラインナップZONE」「新興市場ZONE」「プレスZONE」の5つのゾーンに分かれ、ユーザーに対して様々な提案を行っている。

自動化技術・成形加工範囲の拡大提案
ファイバーレーザマシン FOL-3015AJファイバーレーザマシン FOL-3015AJ
「新自動化ZONE」では、近年、モノづくりの多品種少量生産から変種変量生産へのシフトが鮮明になってきたことを踏まえ、自動化技術と成形加工範囲の拡大提案を行う。
中でも注目されているのが、新製品であるブランク加工・工程統合マシン。この製品は同社が40年にわたって培ってきたNCT技術を総結集し、段取り・加工・仕分けから集積まで、すべてのブランク工程の最適化を追求した新商品。パンチング・成形・タッピング・レーザと全工程を統合し、金型交換を自動化して段取り時間レスを実現する。究極の多品種少量生産、変種変量生産に対応する最新自動化技術が搭載されている。

「FOL-3015AJ」で生産性アップとコストダウンを実現
銅・真鍮・チタンをFOLでレーザ加工した製品サンプル銅・真鍮・チタンをFOLでレーザ加工した製品サンプル
「新事業拡大ZONE」では、環境保護を目的とする低炭素社会実現に向けての取り組みと、加工現場での高速・高精度・高機能性という2つのニーズを受け、「エコでつながるモノづくり」を提案している。このようなニーズに対応する加工マシンとして、ファイバーレーザマシン「FOL-3015AJ」を提案。FOL-3015AJは、3軸リニア駆動レーザマシンFOLに、米国の高出力半導体レーザ装置メーカー、JDSU(ジェイディーエスユニフェーズ)社と技術提携して開発した4kWファイバーレーザ発振器を搭載し、新たなアプリケーション技術を融合させることで、加工への対応力が大きく向上。その結果、アルミ・銅・真鍮・チタン・非金属など、新素材加工技術対応ソフトによって、最適加工条件の自動設定が可能になった。さらに波長1μm帯で、焦点深度が深い高品質なレーザ光は、幅100μmという超微細加工を可能にし、アルミ合金(A5052材)の薄板(板厚1mm)の超高速加工(毎分60m)を実現。ステンレス、アルミ加工の切断速度を、CO2レーザ比2.5〜3倍と飛躍的に向上させる。...

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