〜Event〜

「第23回 インターフェックスジャパン」開催
「2010年問題」により拡大するジェネリック受託生産



医薬・化粧品・洗剤を製造するための技術機械を一堂に集めた総合展示会「第23回インターフェックスジャパン」が6月30日から7月2日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。3日間の来場者は6万6,750人となった。

「2010年問題」が引き起こす医薬品産業の構造変化
多品種少量高速包装ラインを展示する京都製作所のブース 多品種少量高速包装ラインを展示する京都製作所のブース
医薬品産業のトレンドとして無視できないのが「2010年問題」。これは、1990年前後に多数開発された年間売上10億ドル規模の大型医薬品(ブロックバスター)が2010年前後にアメリカで一斉に特許失効を迎え、安価な後発医薬品(ジェネリック)にシェアを奪われて各医薬品メーカーの収益に甚大な影響をもたらすという問題。世界トップ3製品が2010〜2011年に相次いで特許を失効し、2014年にはトップ10製品(各製品の年間売上規模は50〜130億ドル)すべてがジェネリック化すると見られる。...


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