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溶接・溶断
「2010 国際ウエルディングショー」開催




神戸製鋼所(KOBELCO)の鉄骨コア・仕口兼用溶接ロボットシステム「ARCMAN-MP」神戸製鋼所(KOBELCO)の鉄骨コア・仕口兼用溶接ロボットシステム「ARCMAN-MP」
日本唯一の溶接専門展「2010国際ウエルディングショー」(主催:(社)日本溶接協会・産報出版梶jが4月21日から24日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。
21回目となる今回、期間中の来場者数は9万3,711名となり、2008年に大阪で開催された前回と比べて7.0%の減少となった。出展者数は203社で前回比4社減となったが、新規出展が54社と全体の26.6%におよび、海外からの出展も全体の1/4(直接出展は14.8%)に達した。

溶接機はデジタル化・ロボット化とスパッタ対策がカギ
同展は、溶接機メーカーの多くから新開発製品をいち早く発表する場として捉えられており、今回も新製品が多数出展された。
パナソニック溶接システムは新製品の6軸独立関節型溶接用ロボット「Active TAWERS」シリーズを発表し、注目を集めた。ワイヤの送給を高精度に制御し、CO2溶接で発生するスパッタをMAG溶接と同等にまで抑えて工法転換を促進、コストの大幅削減を提案している。
ダイヘンも新製品のデジタルインバータ「Welbeeインバータシリーズ」を発表。独自開発した溶接制御用LSIを搭載し、溶接ロボット「ALMEGA」と併せて電流波形制御の高精度化によるスパッタ発生の抑制をPRした。...

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