〜Event〜

「FOOMA JAPAN 2010(2010国際食品工業展)」開催
食品機械を支える板金製品も目立つ



アンリツ産機システムの高感度X線検査装置「KD-74h」シリーズ工程統合ソリューション(薄板)の加工設備LC-2012C1NTとASTROII-100NT
アジア最大級の食品機械の総合トレードショー「FOOMA JAPAN 2010」(主催:(社)日本食品機械工業会)が6月8日〜11日の4日間、東京ビッグサイトで開催された。33回目となる今回の出展者は昨年を上回る693社(4.2%増)。「食の安全・安心」に関心が高まる中、食品機械の最先端テクノロジー・製品・サービスを通して「食の技術が拓く、ゆたかな未来」を提案した。また特別企画として、注目されている食用植物生産システム「植物工場」の展示も行われた。

X線検査装置が好調
アンリツ産機システムは、X線検査装置「KD-74」シリーズ、昨年発表した金属球Φ0.2mmも検出可能な高感度モデル「KD-74h」シリーズから個別包装用、大箱・大袋用、縦型商品(ペットボトルなど)用などの機種を出展。金属検出機「スーパーメポリIII」シリーズとともに各種検査装置をPRした他、検査工程の歩留り・生産性の向上を図るX線分別選別検査装置も出展・提案した。担当者は「検査装置―特にX線検査装置は、リーマンショック後に若干の停滞はあったもののV字回復、それ以降はずっと好調に推移しています」と自信を覗かせた。...

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