〜SHEET NOW〜
紙器の抜型製作からスタート 澤口 務社長
以前はダンボールなどの紙器の抜型を製作していた。しかし、鋼板が自由な形状で加工できる非接触加工の特長を生かせると1990年に板金業に参入。短納期で1個、2個といった単品から数千個という数モノまでをこなし、1年に2台のレーザマシンを導入した時期もあった。ピークで9台のレーザマシンを導入するまでになり、常に右方上がりで業績を拡大してきた。品質と低価格に加えて「超短納期」を売りモノに、精密板金加工業者からの受注に対応。時には数時間で納品することもあった」澤口社長は同社の生い立ちを語る。レーザマシンLC-3015F1
超短納期生産大手発注元が協力工場に製品や部品の加工やパーツの組立を発注する場合ポイントになるのは「納期・価格・品質」。とりわけ納期についてはすべてのサプライヤーの共通認識。現在、同社の延べの取引口座数は3,500社、毎月の定番は800〜1,000社。ロットも1個から数千個まで、月間のアイテム数は1万件を超える。しかもそれらの平均的な納期は中1日を原則とし、中には当日納品の超短納期生産にも対応している。 「多品種少量生産には慣れていましたので、1個つくりに対しても段取り替えなどに時間を費やすことは大手発注元が協力工場に製品や部品の加工やパーツの組立を発注する場合ポイントになるのは「納期・価格・品質」。とりわけ納期についてはすべてのサプライヤーの共通認識。現在、同社の延べの取引口座数は3,500社、毎月の定番は800〜1,000社。ロットも1個から数千個まで、月間のアイテム数は1万件を超える。しかもそれらの平均的な納期は中1日を原則とし、中には当日納品の超短納期生産にも対応している。「多品種少量生産には慣れていましたので、1個つくりに対しても段取り替えなどに時間を費やすことはうち1台はアクリル専用で加工するLC-2415αIII)の負荷状況を見て、ふさわしいレーザマシンに機種変換されたネスティングデータを転送・加工する。... つづきは本誌2010年6月号でご購読下さい。 |