そこが聞きたい - 税の話

MFCA(マテリアルフローコスト会計)の構造体系

税理士 毛塚勝貴



MFCAの構造体系MFCAの構造体系
MFCA(マテリアルフローコスト会計)は、工程内のマテリアルの実際の流れに応じて、原材料の物量数値を計算し、それに単価を乗じることでコスト計算を行う手法です。
MFCAの導入に際しては、まず「物量センター」と呼ばれる計算単位を設置しなければなりません。この物量センターの設定箇所は、廃棄物(切断屑、カット屑、工程内不良品)が生じるポイントごとに設定していきます。MFCAの導入目的は、原材料のロスを「物量単位」と「貨幣単位」で把握し、それに基づいて廃棄物削減のアクションを起こすわけですから。...

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