〜Event〜

「EV・HEV駆動システム技術展(EV JAPAN)」開催
EV普及のカギを握るEV用充電設備に注目



第1回「EV・HEV駆動システム技術展」第1回「EV・HEV駆動システム技術展」
第1回「EV・HEV駆動システム技術展(EV JAPAN)」が、1月20日から22日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。中でも「充電設備ゾーン」では、高岳製作所、高砂製作所、ハセテック、キューキ、アルバックの5社が、EV普及のカギを握るとされる充電設備の展示を行った。

ハセテックの中速充電器(出力12kW)ハセテックの中速充電器(出力12kW)
中速充電器、セパレートタイプなどが出展
特徴的だったのは、アルバックを除く各社が高出力(50kW)の急速充電器だけでなく、出力12 〜 30kWの中速充電器を新製品として出展したこと。高出力の急速充電器は、500万円以上もする高圧受電設備の増設が必要になることが最大のネックで、中速充電器は充電時間(急速充電器の2 〜 3倍)と引き替えに本体の低価格化、省スペース化、施工コストの大幅な低減を実現している。
ハセテックは、出力50kWの急速充電器(約350万円)の他、出力12kWの中速充電器(約200万円)、出力4kWで壁掛け設置も可能な一般家庭・集合住宅向け充電スタンド(約9万円)を出展した。同社の急速充電器の納入実績は100基前後、「2010年度は200 〜 250基を目指し、倍々に増やしていきたい」(担当者)としている。...

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