〜TOPICS〜



年頭所感



中村健一会長中村健一会長
社団法人 日本工作機械工業会 会長 中村健一
平成22年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年の工作機械業界を振り返ると、受注は1月を底に少しずつ上向いてきましたが、その水準は依然厳しく、好況時の半分にも満たず、内需では自動車業界を始め多くの製造業が設備投資を控えていたことなどから、全体的に堅忍不抜の1年であったと言えます。
一方、世界中の産業を取巻く環境を見ると、回復時期やその力強さには、多少の差異が見られます。北米は緩やかな回復基調となり、欧州はまだまだ力強さに欠ける状況となっています。そして、中国を中心とするアジアの新興国は概ね堅調な伸びを示し、着実な回復を見せつつあると考えます。...

春山紀泰会長春山紀泰会長
一般社団法人 日本鍛圧機械工業会 代表理事会長 春山紀泰
新年あけましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。昨年は工業会の運営に格別のご協力とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。今年も鍛圧機械産業と会員の発展に寄与できるよう会員各位の知恵を寄せ合う活発な工業会活動を通じて成果を出していきたいと存じますので、引き続き積極的なご参加とご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
昨年の鍛圧機械受注はリーマン破綻以降、極端なショック状況が続きフリーズしたまま2009年の1年間が過ぎ去ったとの感があります。現在の受注統計が始まって25年経ちますが、2,000億円を切ったのがわずか2回のみです。ところが昨年の実績見込は1,100億円と過去最低の受注額であり2008年受注額の7割減、1/3へと激減いたしました。...

つづきは本誌2010年2月号でご購読下さい。