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〜板金業界の次世代を担うJMC 修了生 - 第7回〜
“マネジメント”の魅力に惹かれ、東京のIT企業から転身
ISO取得からAPC21導入まで業務改善を推進
株式会社コプレック
小林永典専務
2004年、26歳で同社に入社した小林永典専務は、入社後の社員との顔合わせの際、小林康男社長から「10年後に社長にする」と紹介された。
小林社長は、「はじめから事業継承者として入社させる以上、現場を一通りこなしてから事務所に上がるといった他の社員と同じ成長過程を辿らせるつもりはありませんでした。現場に入ったとしても、それはあくまでも社長になるための経験として。社員には、事業継承者であることを最初に理解してもらい、誤解のないようにしておこうと考えました」と当時の心境を語っている。
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東京のIT企業から転身
事業継承者として迎え入れられた小林専務は、「それ自体は望むところでした」と語っている。
小林専務は大学卒業後、東京・お茶の水にあるIT企業に入社し、プログラマーとして業務用基幹システムや販売管理システムの開発に携わった。その当時は、故郷に帰り、家業を継ぐという考えはまるでなかったという。
「当初は『コンピュータのスペシャリストになりたい』という思いが強かったのですが、基幹システムや販売管理システムの開発を続けていくうちに、自分の関心が“ マネジメント”に移っていることに気付きました。そのことに気付くと、当時身を置いていた東京という土地は、情報を収集し刺激を受けるといった“ インプット”の環境は抜群に優れているが、全国から集まった驚くほど優秀な人間がひしめき合い、競争が激しいため、自分の力を発揮するといった“アウトプット”の環境は決して良くない、と考えるようになりました。このまま東京の企業に勤め続けていても、マネジメントに関われるようになるのは40代後半。それなら、故郷の家業を継ぐことで、今、実現させたいと考えました」(小林専務)。...
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