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〜TOPICS〜



“Green of IT”がけん引、年平均成長率7.1%で推移と予測


自販機の年間普及台数と自販金額の推移(日本自動販売機工業会発行「自販機普及台数及び年間自販金額2008年版」より)国内におけるデータセンター市場の実績と推移予測((株)富士キメラ総研「データセンタビジネス市場調査総覧2009年版」より)
  「北海道データセンター立地アセスメント委員会」は4月
21日、北海道におけるデータセンターの立地環境に関する調査・検証結果「北海道のデータセンター立地環境について」を発表した。同委員会は2008年11月、北海道、北海道経済連合会、北海道電力、NTT東日本北海道、富士通エフ・アイ・ピー、東京理科大学など産官学のメンバーで発足。寒冷地の特性を活かし、道内における省エネデータセンターに適した立地の調査を進めていた。同調査では、石狩湾新港地域をはじめ、千歳臨空工業団地、苫小牧東部地域など5地域を選定。この結果を受けて、道と各市町村は誘致を推進していく。
急速な成長を見せるデータセンター市場
データセンターは、インターネット、データ通信、固定・
携帯・IP電話のためのサーバーやルーター、スイッチングハブといったIT機器を設置した施設で、企業や行政のサーバーを預かり、デジタルデータの蓄積やインターネットへの接続、通信回線の保守・管理といったサービスを提供する。情報通信技術の重要性が高まる中、通信回線の高速化やデータ量の増大に対応する必要があるとともに、ユーザーである企業では、情報システムの運用コストの低減、管理負担の軽減、内部統制の強化、リスクコントロール、サーバー統合による合理化などに対する要望が高まっており、データセンター市場は世界的に急速な成長を見せている。...

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