〜Technical View〜
CTSタップ部分
タップとは、ドリルで開けた穴にメスネジを加工するための工具。“タップでネジ穴を加工すること”をタップを立てる(タッピング)という。これを使うと、部品に直接ネジ穴を加工できるので、ナットが不要になる。分解する必要がある部分のネジにはかならずタップを立てる(タッピング加工)ことを考えなければならない。ナットは締めている間はスパナで押さえておかなければならないし、落としたりして、不便である。タップが立てやすいのは、アルミ、真鍮、軟鉄、アクリル板などである。 タップの種類 板金加工で使われるNCタッピングマシンCTS-900
タップには先(さき)タップ、中(なか)タップ、上げタップと呼ぶ3種類のタップがある。先端のテーパーの度合いが違っていて、順番に使えば大きなネジも無理なく加工出来る。...
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