〜Industrial Trend 〜

2007年の自販機普及台数は前年比2%減少




普及台数540万台
 日本自動販売機工業会がまとめた2007年末現在における自販機及び自動サービス機の普及台数は、対前年比98.0%の540万5,300台となった。普及台数に占める割合が最も高いのは飲料自販機で、全体の48.8%となっている。昨年の飲料自販機の普及台数は、夏場の猛暑の影響で中身商品の売上は増加したものの、不採算ロケーションの見直し、ビール自販機の撤去などにより前年比0.7%の減少となった。一方、たばこ自販機は、成人化に伴い技術的に対応ができない古い機種が撤去されたことから8.1%の大幅な減少となった。券類自販機は、食券自販機がファストフード店などでの導入が引続き進み2.3%の増加となった。食品自販機は、駅や職域で冷凍食品自販機などの設置が進んだものの、おつまみやガムなど古い機器の撤去が進み全体では8.2%の減少となった。...

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