〜TOPICS〜



大日本印刷が世界初 箔押し加工技術による
低価格の紙製UHF帯ICタグを開発




 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊)は、パッケージや書籍などで使われる箔押し加工を応用した独自の加工技術により、紙の上に直接アンテナを形成した低価格の※UHF帯のICタグを開発した。
 今回開発したICタグは書籍や伝票など、対象となる紙製の印刷物の製造工程で印刷物に直接付与できるため、フィルム基材やラベル加工、貼付工程などを簡略化することができ、従来よりも約30%の加工コストの低減が可能。本年5月末日より、評価用サンプルを出荷する。

背景
 近年、バーコードに代わる自動認識技術のひとつとして、ICタグは物品管理やトレーサビリティなど、さまざまな分野で注目、活用されている。しかし、今後ICタグが更なる普及を実現するためには、より一層の低価格化が求められている。...

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