〜情報Express〜

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章
仕事と生活の調和推進のための行動指針




 平成19年12月に「ワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議」において、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」および「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定された。各企業でも「行動指針」で定められた社会全体の目標の内容も踏まえ、実情に応じて仕事と生活の調和の実現に向けて計画的に取り組むことが求められている。このため、「憲章」及び「行動指針」を踏まえて、「労働時間等見直しガイドライン(労働時間等設定改善指針)」が4月から改正施行された。そこで、改めて「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を紹介しておく。

いま何故仕事と生活の調和が必要なのか
◆仕事と生活が両立しにくい現実
 仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらす。同時に、家事・育児、近隣との付き合いなどの生活も暮らしには欠かすことはできないものであり、その充実があってこそ、人生の生きがい、喜びは倍増する。しかし、現実の社会には、・安定した仕事に就けず、経済的に自立することができない、・仕事に追われ、心身の疲労から健康を害しかねない、・仕事と子育てや老親の介護との両立に悩むなど仕事と生活の間で問題を抱える人が多く見られる。...

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