〜読者アンケート〜

景気は横バイが続く
板金ゼネコン型企業を目指す回答が多い
発注内容も設計、サブアッシー込みが増加



中・厚板関連が好調を持続
 小誌では新春特別企画として昨年に引き続いて平成20年の業界見通しに関する読者アンケートを実施した。11月末で小誌の購読者の中から300名を無作為に抽出、メールによるアンケート調査を行った。12月6日の締め切りまでに回答を寄せた総数は36名で有効回答率は12%であった。


1.2008年の国内景気の見通し 2.景気回復のポイントとして注目している点は何ですか マクロ景気はサブプライム問題や原油の高騰、さらには改正建築基準法の影響などで住宅着工件数が6月以降大幅に低下するなど厳しい状況にある。板金業界もここ3年ほど景気をリードしてきた半導体製造装置関連の仕事が大きく減少している。製造装置業界では19年秋口には仕事量は徐々に回復するといった見方もされていたが年が明けても回復の兆しは見えない。逆に一段の冷え込みも懸念され、業界の一部では板金企業を含めたサプライヤーの再編を懸念する声も聞かれるようになっている。幸いFPD関連はシャープの亀山工場に引き続き堺に新工場が建設されることで設備関連が動き始めており、特に大型の液晶を搬送する装置関連メーカーからは大型の発注が継続して行われており、多忙を極めている板金企業もある。 ...

つづきは本誌2008年1月号でご購読下さい。