〜Press Release〜

アマダ、加工時間47%削減
高速・高精度のレーザ加工機発売フロントローディング開発の1号機




LC-3015F1NT
LC-3015F1NT

 アマダ(社長 岡本満夫)は、X、Y、Zの駆動3軸にリニアドライブを採用、加工時間の47%削減(同社比)に成功するとともに、位置決め精度±0.01oという高速・高精度のレーザ加工機LC- F1NTシリーズを商品化した。これまでの64倍の125μsという高い応答性をもつNCと新型発振器を搭載、これによって課題となっていたコーナーエッジの溶け込みを抑え、シャープなエッジ加工を実現するなど数々の新機能を備えた画期的なマシン。フロントローディング開発を目的に開設した富士宮事業所開発センターで誕生した第1号製品。顧客のニーズを最大限に取り入れたマシンとなっており、11月から販売を開始する。シリーズ商品として「LC-2412F1NT」、「LC-3015F1NT」、「LC-4020F1NT」の3タイプを、発振器も4kW以外に2.5kW、6kWを加え、順次市場に投入していく。
 価格は6500万円〜1億円。販売台数は11月から国内を対象に当初、月産25〜30台を計画。順次、海外市場にも展開し、月60〜70台の販売を目指す。

発表に先立って岡本社長は次のように語った。
「アマダは7月に富士宮事業所に開発センターとレーザ専用組立工場を竣工した。建物が完成してそこで何が生まれてくるのかということで今回、3軸リニア駆動のレーザ加工機、LC-F1NTシリーズの1号機であるLC-3015F1NTを発表した。発売は11月から。富士宮事業所のフロントローディング開発で生まれた1号機の商品ということで富士宮の頭文字、Fを冠としてその1号機ということでF1と命名された。このレーザ加工機はグローバルスタンダード機として開発し、1年後には海外での販売も開始する。...

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