〜Technical View〜

集塵機
健康管理、品質管理の重要な設備機械



モノと種類、状態で使い分け
集塵機  板金工場のバリ取り加工や溶接、サンダがけの工程には集塵機を設置している工場が多い。しかし、集塵機であればどんな機械でもいいというわけではない。集塵するモノと種類と状態によって使い分ける必要がある。一般に集塵機は、気流中に含まれている粉じん(ダスト)を分離・捕集する装置。一般に、生産プロセスの最終段階で用いられ、プロセスの高純度化、作業環境の保全など、さまざまな目的を持った大気汚染防止装置。集塵機本体とファンから構成され目的と状況にあった本体・ファンを選択することで、効率的な集塵を行うことができる。主な目的としては、粉塵・ミスト集塵、有機溶剤集塵、鉛集塵、特定化学物質集塵などがある。集塵しても局所排気で単に排気だけを行うと工場内が負圧になり、出入り口・天井の隙間などからゴミが入って、製品にゴミが付着することで逆に不良品を発生する原因になったりする。しかし、 ...

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