〜特集:「食品機械業界の板金部材調達」〜

2007国際食品工業展.FOOMA JAPAN開催
美味しいものをより安全に
R形状のデザイン採用のカバーが増える


610社が2764小間に出展
愛工舎製作所のオーブンによる有名パン店シェフのデモンストレーション  6月5日から8日までの間、東京ビッグサイトにて「食品機械・装置および関連機器に関する技術ならびに情報の交流と普及をはかり、あわせて食品産業の一層の発展に寄与する」を目的に社団法人日本食品機械工業会主催のFOOMA JAPAN2007が開催された。(後援・経済産業省、農林水産省、厚生労働省、東京都、日本貿易振興機構他、協賛・食品関連産業協会他)。
 ビッグサイト東1〜3ホールには飲料・乳製品、原料処理、環境対策、生産流通システムなど、4〜6ホールには製麺、パン、調理食品、衛生管理などがカテゴリー別に分けられ、6ホール・2764小間に610社が最新の機器・設備を展示した。また、展示会と併催で農業施設学会シンポジウム(農場での食の安全システム(GAP)の展開)、アカデミックプラザ2007(添加物ゼロ保存技術へのチャレンジなど)、食品RFIDセミナー(電子タグの普及、食品トレーサビリティへの取り組み)、AIB FOOMA特別講演会(消費者から見たパンのトレンド)などの各種のセミナーが開催され、生産機器から安全な食品への高い意識啓蒙のセミナーなどが開催された。
 この他、会期中には各種のイベントも開催され、有名タレントによるトークショーなども開催、多くの来場者が集まった。

DREMAX社の各種スライサー  期間中に113,354人の来場者があり、昨年に比べ1.06%多くの来場者数に食品に対する関心の高さ、注目度を量ることができた。さらに海外からの見学者は年々増加の一途をたどっている。
 主催者である社団法人 日本食品機械工業会(略称:日食工)〒108-0023東京都港区芝浦3-19-20 ふーまビル会員・151社、賛助会員73社、団体会員2団体)は1948年の「全国食料機械製造業者懇談会」設立に始まり、1954年「日本食糧機械工業会」と改称、1967年社団法人として認可され、その5年後に現在の名称に変更。食品機械に関する調査研究や情報収集・提供、標準化と安全・衛生化などの事業推進を通じて、食品機械工業の発展と国民生活の向上に貢献することを目的として、食品機械に関する調査および研究、安全性・衛生化の推進、標準化、展示会・講演会の開催などを ...

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