〜情報Express〜

ものづくり展開催 素材を形にー素形材産業を中心にー




 1月16日から2月18日までの間、上野国立科学博物館でMONODZUKYRI EXHIBITION(ものづくり展)が文部科学省、経済産業省の後援で開催された。世界が認める日本の「モノづくり」。自動車を初め家電、携帯電話、パソコン、カメラなど世界が認めるさまざまな日本の工業製品は、日本のモノづくりを支える素形材産業のひとつひとつの材料や部品にこめられた技や知恵の結集されたもの。しかし、素形材産業に対する社会認知度は決して高くなく、このことが素形材技術を教える教育機関の減少、若手人材確保の困難、素形材を製品に組み込む企業の素形材への理解の低下といった諸問題を引き起こしているのも事実。同展示は鋳造、鍛造、金型、金属プレス、熱処理といった、あらゆる製品に不可欠であり、わが国の製造業にとって重要な役割を果たしていること、さらには将来においても重要な役割をはたしていくことへの理解を目的としている。 ...

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